今週は南米カリブモードで

12日の週、ゲーツ長官は南米モードに入ります。
ブラジルとはペンタゴンで、その後ペルー、コロンビア、バルバドスを訪問予定だそうです。
ブラジル.jpgブラジルとは・・
12日にブラジル国防大臣をペンタゴンに迎え、これまでの個別的なものではなく、公式な軍同士の関係強化枠組みを設定する予定です。具体的には、情報共有や国防関連の技術研究開発の強化を中心としたものになるようです。ブラジルは、インド、中国と並んで世界の経済を牽引する勢いですから技術協力にも力が入るのでしょう。日本は・・・
ペルー.jpg●ペルーでは・・
大統領や国防大臣と会談し、主に麻薬流通ルート対処や麻薬資金により最近復活の兆しを見せているテロ組織「Shining Path」への対応について議論する予定です。
今年2月にペルー国防大臣とワシントンで協議した事項に関し、今回再度確認し、関与支援の継続を表明する模様です。
●コロンビアでは・・・
左翼コロンビア革命防衛軍と(FARC)との戦いを続けるコロンビア大統領と国防大臣と会談し、同国内の麻薬生産流通、密輸、テロ対策への支援強化を唄った強化を唄った昨年10月の軍事協力協定推進について協議します。ゲーツ長官とウリベ大統領の会談は同大統領の8月退任を控えて最後になりそうですが、ゲーツ長官は「米国のコロンビアへの関与は政府間や大統領間のものではなく、国家と国家の間のコミットメントである」旨を伝え、将来も変わらぬ関係を続ける意向を伝える見込みです。
●最後はバルバドス・・
Barbados.jpg地図が示す黒点の位置にあり、種子島ほどの大きさの国土に30万人弱の人口、軍隊は予備役を含めても千名。英国植民地を経て66年に独立後もエリザベス女王が元首です。観光業や金融業によりカリブ諸国の中ではもっとも豊かで、民主主義が定着しているこの国へ何故?の疑問はありますが、とにかくも麻薬流通対策や国境をまたぐ地域の脅威について話し合うそうです。
海軍の基地でも作る相談でしょうか??

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