新宿の良心「やきとり番番」で安らぐ

やきとりb.jpgゲーツ米国防長官や安全保障関連の話題が多いのですが、本日は趣を変えて久しぶりに「おいしいもの」カテゴリーで・・・
新宿の大ガードを背に靖国通りを歌舞伎町方面へ数分、左手に「歌舞伎町 さくら通り」のアーケードがあります。このアーケードをくぐって15mの左側にその店の看板が見えます
地下へ降りてゆく階段は狭く急ですが、階段頭上を埋め尽くす蛍光灯色の看板「やきとり番番」が足下を照らしてくれます。
網のれんくぐると、使い古した年季の入った木製のカウンター、カウンターの前後の幅の狭さが時代を感じさせます。昔はこんなカウンターでみんな飲んでたんでしょうね・・・おつまみなんかは簡単なもので・・・。片寄せあって。今でもそうです。店の人も、遠慮無く「詰めて詰めて・・」と先客にスペースを作るよう誘導します。テーブル席はありません。変形でこぼこ四角のカウンターのみです。
やきとりb2.jpgやきとりb4.jpgなんと言っても・・・新宿のこの場所でこの値段にみんな驚きます。後輩を連れて行くと、「タイムスリップしたみたいすね・・。雰囲気も値段も・・」との感想がほとんどです。
酎ハイ(梅、レモン ライム:写真)250円、焼酎割(お湯、ロック等)も250円、もつ焼き各種100円(写真)、冷や奴、サラダ、お新香等々300円前後、ビールは普通で中瓶・生ともに500円、日本酒も手頃な値段でグラス酒が楽しめます。
おつまみでは番番奴(ごまのだれがかかった奴)など、店の特徴的なものがありますが、なんといっても季節感溢れる季節限定品が必ずあるのが素晴らしいです。
のれんをくぐって店に入った際、右60度ぐらいの方向の掛け時計のそばに「季節メニュー」が張ってます。夏なら「加茂なす一夜ずけ」、ちょっと前は「里芋と酢みそ」でした。だいたいいつも350円くらいですこのメニュー・・。信じられないコストパフォーマンス!! 
やきとりb3.jpg最近の居酒屋ではなかなか味わえない素朴感と職人芸の粋な融合が、店員さんの無駄のない動きにも見て取れます。年中無休、夕方5時から深夜まで。金曜や休み前は満席確実です。平日でも午後7時には一杯かな。

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