映画「トップガン」出演歴の新司令官

topgunp.jpg19日に新しい太平洋軍司令官に就任したウィラード海軍大将を先日紹介し、映画「トップガン」の部隊になった米海軍ミラマー基地「Navy Fighter Weapons School の教官・スタッフ経験者であることもご説明しました。(http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2009-10-20) ところがなんと!、ウィラード司令官は1986年公開の「トップガン」に実際に出演していたことが判明しました。
28日付米国防省HPによれば、同司令官は当時ミラマー基地に教官として勤務しており、映画関連の米海軍側コーディネーターとして支援したほか、実際の空中戦場面で旧ソ連のミグ戦闘機を模した塗装のF14に搭乗し「ミサイルで撃墜」される役回りだったとのこと。「後ろを振り返ると、もう一つのミサイルが後ろから迫っていた・・」との映画シーンを振り返ってくれています。お好きな方はレンタルででもご確認を。
thmb_091019-N-0696M-316c.jpg28日付記事によると、ゲーツ長官とのアジアツアーの後も各地を挨拶回りの様子で、未だハワイの新オフィスに出勤したことがないとのこと。
記者の取材に対し、「北朝鮮をつぶさに監視しておく必要がある」と述べています。
更に中国に関しては、「過去十年間、米情報機関の予測を上回る前例のないレートで軍備を拡大している。また拒否能力(anti-access)、弾道ミサイル等々を含む非対称な能力を付けてきている」ことに懸念を表明しました。
一方で、「敵ではない」「建設的な関係構築」に期待し、アジアにある5カ国の同盟国との関係を強化し、中国を含む新たなパートナーを増やしたい旨も語っています。
太平洋軍司令官就任に備え、数ヶ月前から研究機関や地域の専門家と共に学び、司令官交代チームを設けて準備してきたというウィラード新司令官。被撃墜の経験を生かし、次の撃墜目指して頑張っていただきたいものです。

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