再録:世帯毎の所得分布・・厚労省20年調査

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非常が関心が高いようですので、過去のものですが再録いたします。
5月22日、厚生労働省が平成20年国民生活基礎調査の概要を発表し、各世帯毎の所得の分布が度数分布グラフで紹介されています。グラフ(http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa08/2-2.html)
各世帯の所得の単純平均は556万円ですが、分布の中央値は448万円(いずれも税金や社会保障費を引く以前の額)でした。つまり、一部の所得の多い層が平均値を引き上げていますが、全体には400万円半ばを中心に分布が広がっています。
グラフでは見難いと思いますが、グラフの左側の所得の低いところに分布が多く、年間1000万円以上の所得がある世帯(グラフのおよそ右側半分)は合計しても全世帯の10%程度です。
本統計は全国からランダムに抽出した約4万5千世帯への調査を基に行われ、20年以上継続的に実施されている統計的にも信頼できるモノだそうです。
これ以外にも世帯主の年齢層別の平均所得額などの統計も紹介されています。また過去の統計もありますのでご関心のある方はどうぞご覧下さい。
この統計を見ての感想は人それぞれでしょう。周りの人は皆お金持ちに見えますが、所得だけから見ると、みんな似たようなモンなんですね。ただ、今資産を持っているお年寄りにはもっと散在していただいて、内需拡大に貢献していただきたいモノです。

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