7日公表された世論調査会社The Harris Poll による米国民1000人を対象とした「職業のprestige(信望・名声)」調査によると、23の職業の中で米軍の士官(officer)が教師と並んで51%の国民から最高ランクの「非常に高い」評価を獲得した模様です。
軍の士官に対しては、Prestigeが「かなりよい」24%、「ある程度」17%、「ほとんどない」7%と総じて高い評価となっています。
他の職業で評価の高いのは、教師に続いて消防士、科学者、医者や看護士が続き、逆に会計士、株ディーラーや俳優の評価は低くなっています。
同調査は1977年からスタートし、軍の士官が調査対象に入った1985年当時は「非常に高い」がわずか22%でしたが、その後1995年に32%、2002年に47%と継続して上昇し、ここ数年は50%強の数値を維持しているそうです。
数日前、有力雑誌の調査で陸軍士官学校が大学ランキングトップに選出されていましたが、イラク・アフガンの混迷の影響はなさそうです。職業ランキングは70年代のベトナム戦争当時であれば低かったかもしれませんが、冷戦・湾岸戦争以降は安定した評価上昇です。米軍人の努力もあるんでしょうね。
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