最近のKY…空気しか読まない

「KY」を「空気しか読まない」と、痛快にばっさり斬って下さった方がいます。
月刊誌VOICE5月号私日記の曾野綾子さんです。同誌の中で曾野さんは、割り箸を一方的に非難し、間伐材の有効活用との側面を全く取り上げなかった当時のマスコミに言及するたとえで使用されていますが、そのほかにも最近は「空気しか読まない」で物事の本質や真実を伝えない発言や報道が横行しているような気がしてなりません。
その結果が、春の番組改編で「報道・情報」番組に力を入れたつもりの某テレビ局。ある週の視聴率トップが夕方の時代劇の再放送だった、という泣ける結果(笑)です。
「波騒は世の常である。波にまかせて、泳ぎ上手に、雑魚は歌い、雑魚は踊る。されど、誰か知ろう、百尺下の水の心を。水の深さを。」(吉川英治「宮本武蔵」)です。
「空気しか読まない」事象にお気づきの方、お知らせ下さい。
宮本武蔵の「五輪書」(1645年完成)
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