Joint・統合参謀本部

米陸軍:欧州への重装備集積を強化へ

ロシア軍の活動活発化を受け、米陸軍幹部から欧州での米陸軍活動や装備の事前集積を推進する発言が相次いでいます。冷戦末期には、最大で30万人の米陸軍が存在した欧州ですが、現在では3万人規模に縮小され、米陸軍全体が今後更に少なくとも4万人削減され...
安全保障全般

露空軍の大事故止まず6機目の大事故

14日、再びロシア空軍のTu-95大型爆撃機が墜落し、2名のパイロットが犠牲になった模様です。ロシア空軍では6月から航空機の大事故が連続して発生しており、プーチン大統領の過度な軍事作戦行動による部隊の疲弊と、予算配分を含めたいい加減な機体整...
亡国のF-35

次の米軍人トップ:F-35調達数を再精査中

Dunford海兵隊司令官が、統合参謀本部議長になるための承認を得るべく9日に上院軍事委員会へ提出した文書に、「F-35の総調達機数を再精査している」との表現があった模様です。もちろん現時点では「必要不可欠な装備」で「現計画を引き続き追求」...
安全保障全般

タイが中国潜水艦購入決断で米と関係悪化

12日付Defense-News記事は、タイが7月に入って中国製Type 039A Yuan級攻撃潜水艦3隻の購入を決定したことで、2014年に軍事クーデターで軍事政権が誕生して以来ギクシャクしている米タイ関係が、ますます悪化し、中国とタイ...
ふと考えること

CSBA理事長論文に便乗する陸自OB論文

陸自OBの教授が脆弱空自に宣戦布告!CSBA論文を盾に、陸自のみで第1列島線防衛が可能と7日付Wedgeサイトが、陸自を春退官(研究本部の第一研究課長で)したばかりの吉富望・日大教授の論文「陸上自衛隊への期待と課題」を掲載しました。以前紹介...
中国要人・軍事

中国国営英字紙:長距離爆撃機を導入すべし

7日付中国国営英字紙「China Daily」が1面ぶち抜き記事で、中国軍は長距離戦略爆撃機を保有すべきだとの結論に至った中国軍内の会議の様子を報じているようです。力の入った特集記事ながら、カナダが拠点の中国軍事を中心に扱う月刊誌「漢和防務...
Joint・統合参謀本部

次の統参議長「ロシアが最大の脅威だ」

9日、次の統合参謀本部議長候補のDunford海兵隊司令官が、議会承認を得るため上院軍事委員会に出席し、諸問題に対する所信を述べ、承認に問題は無い模様です。一方、同委員会でのDunford大将の発言の中には、現在のオバマ政権の方向性とは異な...
Joint・統合参謀本部

年30億円で空母建造費の削減検討へ

次期米海軍空母であるフォード級は、べらぼうに高い(約1兆6千億円以上:$12.8 B)ことで議会等から非難を浴びていますが、米海軍はフォード級建造費削減策を検討するため2017年以降年約30億円を投入する計画だそうです。ちなみに、現在のニミ...
Joint・統合参謀本部

米陸軍:強制削減なしでも4万人削減へ

7日付Defense-News記事はUSA TODAY紙の情報を引用しつつ、今週発表される米陸軍の削減計画に、2017年9月末までに兵士4万人を削減して45万人体制になることが盛り込まれていると報じています。なお、この削減計画には、本年10...
サイバーと宇宙

米軍への大規模ハックと対処技術獲得努力

6月、中国によるものと思われる大規模なハッキングにより、米国防省の「人事管理室:Office of Personnel Management」システムから400万人分の職員データ(現在と過去の職員)が流失した模様です。同じシステムは以前にも...