ゲーツ前国防長官

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前半:ゲーツ長官最後のインタビュー

12日付「DefenseNews」が、ゲーツ長官へのインタビュー(長いです)を掲載しています。いつ実施されたものかが不明ですが、延々と本ブログでご紹介してきたゲーツ長官の主張が、新たな事例を含めて述べられており、非常に興味深いです
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最後の記者会見でプレスを語る

過去4年半に渡り、私がプレスで目にするモノは、必ずしも私の好むモノではなかった。他の政府関係者と同様に。私はリークを最も嫌う。その意味で、プレスが国民に河って代わって番犬として伝え、私にとってはペンタゴンが教えてくれない問題を学ぶ手段であった。
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陸軍の将来のため(236歳の誕生日に)

14日、陸軍の236歳を祝うセレモニーがペンタゴンの中庭で行われ、ゲーツ長官がケーキカットとお祝いのスピーチを行っています。冒頭のジョークは、NATO国防相会議でも使用したとご本人が供述されています。
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NATOの2極化を警告する(最後の政策スピーチ)

10日、ゲーツ国防長官最後の政策スピーチです。内容は強烈、「今からでも決して遅くない。欧州諸国は国防機関のあり方と同盟関係を正常に戻すことが出来るはずだ。これは大西洋の向こうから要求したり強制することではない。」・・です。
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最後のアフガン訪問で本音!?

4日朝一番でシャングリラ・ダイアログでの講演を終え、直ちにアフガンへ移動したゲーツ国防長官は、4日夕方にはカルザイ大統領からカブールで「国家名誉勲章」を授与されています。そしてその後、最後のアフガン前線部隊激励さよなら訪問を数日間かけておこなっています。
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ゲーツ長官講演と質疑も:米国の動向:シャングリラ・ダイアログ(第10回アジア安全保障会議)

4日ゲーツ長官はシャングリラ・ダイアログで講演を行い、更に質疑応答に臨みました。中国の脅威に関する質問に「懸念し留意しているが、差し迫ったモノではない(not an imminent concern)」と表現しています。
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政治家よ目をそらすな議論を

24日、ゲーツ長官は自ら依頼してシンクタンクAEI(American Enterprise Institute)で「DCでの最後の政策スピーチ」を行いました。このシンクタンクは共和党系のメジャーな組織で、基本的に軍事費削減はけしからんと主張をしている所です。
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リーダーたる者は(最後の士官候補生卒業式で)

今回の卒業生は、ゲーツ長官が就任後に入学した最初の学生であり、また国防大臣としての最後の士官学校卒業式でもあることから、その思いが原稿から伝わってくるような気がして目頭が・・・。30年前のCIAでの失敗から先日のビンラディン作戦成功までの思いも・・
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米国が断れば他国は引き受けない

22日のノートルダム大学では、その前の週末のノースダコタ大やオクラホマ大とは異なるトーンの卒業式スピーチでした。オバマ大統領による35兆円削減宣言の影響が国防省にひたひたと押し寄せているのでしょうか・・かなり危機感溢れるスピーチでした
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ゲーツ長官時代の終焉に思う

27日付「dodbuzz」が過去の国防省を振り返り、国防長官が削減しようとしても最終的に出来なかった数々の装備品と、ペンタゴンを含む産軍複合体の生態を皮肉りつつ、ゲーツ長官の荒行にも言及、そしてゲーツ長官後へも思いをはせる内容となっています。