2019-01

安全保障全般

南極を巡る米中露の動きを垣間見る

南極条約で軍事利用は禁止されているが 科学調査の名目で各国が条約崩壊に備えた活動を 衛星通信の受信器設置が重要な意味を 22日付Military.comが米軍兵士4名による南極大陸での活動を取り上つつ、1961年の南極条約で大陸の軍事化や兵...
安全保障全般

今後10年間の核兵器関連予算見積が23%増

毎年5.5兆円(日本の防衛費と同レベル)が必要との見積 2年ごとの見積も、毎回15-20%上昇 24日、米議会予算室(CBO:Congressional Budget Office)が、今後10年間(2019–2028年)に米国核戦力の維持...
サイバーと宇宙

整備員からサイバーに職種転換した兵士が大活躍

米空軍が職種転換でサイバー要員養成を検討 整備員出身者がサイバークラスで他を圧倒 17日、米空軍の州空軍幹部がペンタゴンで記者団に対し、輸送機の機種更新に伴い余剰人員となった整備員の一部をサイバー分野に職種転換させたところ、サイバーコマンド...
Joint・統合参謀本部

米陸軍が射程1000nmの「砲」開発へ

昨年9月に担当将軍がちらりと言及 今度は陸軍長官が優先目標だとちらり発言 24日、Mark Esper陸軍長官がペンタゴンで記者団と懇談し、射程1000nm(1864㎞)の「大砲:artillery cannon」の開発に取り組んでいること...
安全保障全般

零細脆弱な軍事産業に米政府が投資へ

まず弾薬関連メーカーを対象に 化学物質で中国企業依存も深刻化 15日、米大統領の通商産業担当補佐官のPeter Navarro氏が独占インタビューに答え、大統領が命じて昨年10月に調査が行われた軍需産業の苦境を調べた「defense-ind...
亡国のF-35

ゆったり慎重検討して星国もF-35購入か

まず少数機を購入して本格購入可否を分析とか 18日、シンガポールの国防長官が声明を発表し、同空軍が保有する約60機のF-16の後継として、技術的評価の結果F-35が最も適しているとの結論に至ったと明らかにしました。 ただし同国防相は、「だか...
安全保障全般

MDRが要求:F-35でICBM迎撃の可能性検討

なぜか国防省開発担当次官は自信ありげで・・・ 多くの専門家がその実現可能性に疑問符・・ 日本は巻き込まれないように要注意 17日に米政府が発表したミサイル防衛見直し(MDR)が、米空軍とミサイル防衛庁(MDA)に対し、6か月以内にミサイル防...
安全保障全般

やっとミサイル防衛見直しMDRを発表&トランプ演説

米国が破産しないように祈るばかり・・ 17日、トランプ大統領は国防省で、MDRは今後5~10年間のMDシステムの指針を示したミサイル防衛見直しについて演説し、米国のBMD努力に依存している同盟国等に負担を求めていく考えを再び強調しました こ...
米国防省高官

DIAが初の公開版中国軍事力分析

中国軍人が自信をつけてきていることが最も心配 Shanahan臨時長官が “China, China, China.”と連呼 15日、DIA(Defense Intelligence Agency)が、初めて公開版の中国軍分析レポートを発表...
米空軍

米空軍2トップ寄稿:北極圏と米空軍

米空軍最初の大規模空輸と空爆作戦は北極圏だった 9日付Defense-Newsに、Wilson空軍長官とGoldfein空軍参謀総長が「Air power and the Arctic: The importance of projecti...