2016-12

安全保障全般

比は航行の自由作戦の米軍機利用を認めない

8日付NYT紙電子版は、同日にフィリピン国防相が、航行の自由作戦で南シナ海を航海又は飛行する米軍艦艇や航空機のフィリピン施設使用を、認めない可能性が高いと発言しました。 6月にドゥテルテ大統領が就任後、米国が比大統領の強硬な麻薬対策を非難し...
亡国のF-35

米国防省内部でF-35計画見積を巡り内紛

7日付Bloomberg電子版は、マケイン上院議員がカーター国防長官に出したF-35計画への質問状に関する国防省の回答報告書準備状況について、国防省のMichael Gilmore試験評価部長がFrank Kendall開発担当次官に対し、...
安全保障全般

落日の雰囲気漂うミャンマーは大丈夫か?

スーチーの実務能力欠如を世界は見抜き・・・ 地価崩壊、通貨下落、治安悪化、ゴミ散乱・・・ 忘れた頃に取り上げてきたミャンマーですが、熱狂の政権交代時のかけ声であった「軍事政権から民主的政権へ」の期待は急速にしぼみ、シンボリックな「カリスマ風...
Joint・統合参謀本部

次の国家軍事戦略には「4+1」対処計画が

4日、Goldfein米空軍参謀総長はレーガン財団主催の「Reagan National Defense Forum」で講演し、現在カーター国防長官が確認中の2016年版国家軍事戦略には、中国、ロシア、北朝鮮、イランと国際テロへの対処計画が...
安全保障全般

米大統領が最後に対テロ7原則を再確認

6日、オバマ大統領が任期中最後の安全保障演説(ホワイトハウス関係者談)をフロリダのMacDill空軍基地で行い、オバマ政権の対テロ指針を「7原則」で再確認しつつ、トランプ政権への牽制球を交えながら、8年間の成果からアピールしています。 大統...
米国防省高官

中国とロシアを抑止するには@レーガン財団

3日、加州のレーガン財団が主催した会議で「領土回復を目指す勢力への抑止:「Restoring Deterrence in an Era of Revanchist Powers」とのパネル討論が行われ、Work副長官やハリス太平洋軍司令官や...
カーター国防長官

大統領&議会選挙を経て国防省改革(GN法改正)は?

11月30日付Defense-Newsは、大統領&議会選挙を経て、両選挙で勝利を収めた共和党の国防省改革「急先鋒」であるマケイン上院議員(上院軍事委員長)が、5月に素案を公表していた大胆な国防省改革案を、2017年の国防授権法(NDAA)の...
ふと考えること

イスラエルが火災対処の国際共同消火飛行隊を提言

11月27日、イスラエルのネタニアフ首相が閣議で、大規模な山火事や火災に対処するため、複数の国が協力して消火用航空機部隊を編制して維持し、効率的に災害に対応する態勢を構築すべきだと訴えました。 背景には、11月22日から約5日間に亘り、イス...
ふと考えること

パイロット以外も取り上げ褒めてやれよ!

日本でも、こんな写真で整備員を讃えてやれよ! 11月28日、海外F-35購入国の操縦者や整備員教育を一括して行うテキサス州Luke米空軍基地に、航空自衛隊が購入したF-35の1番機が到着し、同基地関係者やロッキード関係者、そして航空自衛隊の...
マティス長官

Mattis元海兵隊大将が次期国防長官に

1日夜、トランプ次期大統領が国防長官にJames Mattis元海兵隊大将(中央軍司令官で退役)を選んだとシンシナチでの集会で発表しました。 同日の報道を追認する形でしたが、11月19日に初面談した際のメディア対応や雰囲気から、現在はフーバ...