2015-08

Joint・統合参謀本部

米GAO:核戦力維持に今後10年で36兆円

米GAO(会計検査院)が議会に提出した報告書は、米軍の核関連装備や施設の維持・更新に、米国防省が今春提出した計画を精査すれば今後4年間で3.6兆円、10年間で30兆円が必要だと指摘しています。 つまり勝手に解釈すれば、GAOは「国防省の計画...
Joint・統合参謀本部

海兵隊:オスプレイ需要急増で要員養成も加速

18日付DODBuzzが、米海兵隊の航空担当副司令官の発言を交え、運用の柔軟性や航続距離からオスプレイMV-22への部隊需要が急増しており、操縦者や整備員等の要員養成ペースを加速していると報じています また、オスプレイに「空中給油機能」を付...
米空軍

B-2爆撃機グアム展開:中露海軍演習を牽制?

7日、3機の大型ステルス爆撃機B-2が、1年ぶりにグアム島のアンダーセン空軍基地に飛来し、米太平洋空軍は「地域に慣熟するための訓練」を行うと発表しています 折しも、20日から28日にウラジオストック沖の日本海で、史上最大規模の中露海軍共同演...
Joint・統合参謀本部

米海軍が主張:空母の重要性は将来も不変

米海軍の空母や空母航空戦力は、精密誘導兵器の発達により今後ますます脆弱になると指摘され、更に次期空母フォード級の価格が従来の2倍(約1兆6千億円)に跳ね上がっていることから、米議会や専門家等から将来性について疑問や批判を受けています 具体的...
米空軍

E-8C JSTARSの後継候補3つに決定

7日、米空軍はE-8C JSTARSの後継機選定の前段階として候補を3企業の提案に絞り、各企業に約10億円の資金を与えて全システム概要検討、基礎設計やデモ主要システム開発をさせると発表しました。 このJSTARS後継機は、2023年に初期運...
亡国のF-35

F-35開発に「今頃やっと」の話題2つ

7月末に海兵隊F-35Bが、たった12機で、しかも武器が2タイプしか使用出来ない不十分なソフト「2B」搭載で、運用体制確立IOCを宣言をしたことにより、F-35が順調かのような錯覚や幻想が漂っている今日この頃です。 しかし、次の米軍人トップ...
米空軍

米空軍戦闘コマンドがACC戦略2015を発表

10日、米空軍戦闘コマンドのカーライル司令官(旭日大綬章に輝く!)が、ACCの方針事項を示した約20ページの戦略文書を発表しました。タイトルは「Securing the High Ground」です。 カーライル大将は発表に際し「本戦略文書...
安全保障全般

ロシア軍事産業専門家が世界2位の業界を語る

「米国製兵器の使用にはハーバード大卒の人材が必要だが、ロシア製兵器は、世界の軍事組織を構成する程度の人材にフレンドリーな装備である」 「宰相ビスマルクは言っている。ロシア軍は決して見た目ほど強くないが、見た目ほど弱くもないと」 9日付Def...
米空軍

現存無人機MQ-9やRQ-4の将来方向

米空軍の科学諮問委員会(SAB:Air Force Scientific Advisory Board)のWerner Dahm委員長が、本年米空軍から依頼されている重点検討項目のひとつ、米空軍無人機の残存性向上策に関する検討について語って...
安全保障全般

台湾の軍事見本市から見えてくるもの

8日付Defense-News記事が、8月13~16日に台北で開催予定である台湾唯一の軍事見本市(台北航空宇宙・国防展示会)の概要を紹介しつつ、展示会に参加する企業数や展示品の特徴等を考察しています。 2年に一度開催される展示会(TADTE...